20210213

仕事のストレスが微妙にたまってきていて、ちょっと体重増えてるっていう事実とか(1-2週に1回銭湯で計る)、身体重いなっていう自覚があっても暴食が止められない。この前日の金曜日も野菜のストック買うついでにロールちゃん(ヤマザキ)買ってしまい、23時くらいに1本食いした。

翌日、朝はヨーグルトだけにして、なんかがっつり食べたいなーという欲を満たすためにまぜそば大盛りを頼むも、3分の1くらい食べたとこで少し具合が悪くなる。トイレいってベルト緩めたら完食できたのでよかった。下品な話でごめんなさい。まぜそば食べるたびにもう2度と無理、身体が無理、せめて並にする、って思うけど学習能力がない。

 

重い身体を引きずって坂を登り豊田市美術館に行く。「わが青春の上杜会(じょうとかい)」をずっと「上社会(じょうしゃかい)」だと思っていて、チケット買うときもそう発音してしまったけど、とくに何も言われなかった。マスクととおらない声のおかげ。字はちゃんと読もう。

上杜会展は、同じ時代で同じようなコミュニティにいても個をもって突き進んでくさまがかっこよかった。企画上仕方ないのかもしれないけど、作者の詳細な来歴が作品の横に貼ってあって、そうなると活字把握、要約能力不足により絵をみてる時間よりも文字追ってる時間が長いんじゃないかと思ってしまう。文字追いながら横目で絵をみてはいるけれど。資料でも配っていたけど、絵の横にある文字を意識しないのは難しい。

会員同士がやりとりしたハガキもいくつか展示してあって、そもそも残ってることに感動した。達筆すぎて内容全部は追えなかったけど、すごい批評しあっていてよかった。

 

デザインあ展は、所要時間2時間のところを1時間足らずで出てきてしまった。去年の夏の東京都現代美術館「おさなごころをきみに」でもほぼ同じことを思ったけど、科学館化する美術館とかデザイン展ってなんなんやろうか。やっぱりみんな体験というか、何か生み出して記録(写真撮る)したいっていうことなのか。美術館でもライブでもクラブでも、基本的にぼーっとしたい、自分がいるかいないかわからくなるほど没入したい、何も生み出したくない、っていう欲求とか気持ちで行ってるからだと思う。今後は興味本位じゃなく事前情報ちゃんとみて行こうと反省した。

メイン目的の常設展(コレクション展)、「VISION:作っているのは誰?」。ミヤギフトシさんの映像作品『花の名前』すごかった。花の名前をもとに物語が場所、人へ渡っていって、最後はドラァグクイーンがこの曲をリップシンクする。

https://youtu.be/I1y9-3utnoo

先週末にみた『花束みたいな恋をした』で有村架純さん演じる絹ちゃんが菅田将暉さん演じる麦くんに「女の子に花の名前教えてもらったら、その花をみるたびにその人のことを思い出しちゃうんだって」と言っていた。

少し前に26歳になった。正直中学以前のことをほとんど覚えてない。思い出したくないことが多いから、都合よく消せてしまっているのか。何歳のときに誰と会って、一緒にいて、何をしたのか、多少つらくても思い出せた方がいいような気がする。そのためにどうすればいいかはわからない。

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イヴ・クラインの『IKM(インターナショナル・クライン・ブルー)』