2020/6/19

仕事の山場的なものをこの週の半ばで一旦超えた、というのと、給付金申請のために免許の住所書き換え、という理由をつけて午後休をとる。

弱めに雨が降っている。警察署に行く途中、大須の栗りんにスピードワゴン井戸田さんがたぶん情報番組の取材で、ちょうど食べ歩きモンブランを食すところに遭遇する。「おいしいーー!」の声がでかい。東京⇆名古屋の往復新幹線代使ってそのでかいリアクションを撮る、録る(中継だったかもしれんけど)。その時も金曜昼間だけど多少行列ができていた。テレビに出たらまた人が増える。すると、「街にもどる活気、コロナ対策は?」みたいな枠つくって、「専門家」に電話して、「気をつけんとねーー」ってやるんでしょう(実際昼間〜夕方の情報番組は月一土曜通院の待合くらいでしか観ないので、そこからの勝手な妄想だけれど)

 

警察署に行くと、3〜40代くらいの黒人男性2人が入り口付近の椅子に座り、その周りに立った3人の警官に何か訊かれている。内容は聞こえなかったので、彼らが警察署で何か問われることをしたのかどうかはわからない。免許書き換えは昼休憩にでもできたんじゃないかと思うくらいあっさり、5〜10分ほどで済んだ。警察署出るときには黒人男性2人と警官はいなくなっていた。

 

家に帰ってNetflixで「きみの鳥はうたえる」をみる。長回しのシーンが多く、でもたぶん台詞は全部書いてある言葉で、演じる仕事も、演じさせる、というか演じる環境をつくる仕事もやっぱすごい。リアルにオールナイトでイベントやって撮ったんじゃないかっていうOMSBがライブしてるクラブのシーンと、シズオが盗んだフラワースタンドからひまわりを抜いて生けてるシーンが好きだった。「生ける」って字面で久々にみた気がする。勝手に引っこ抜いて一回半殺してるのに「生ける」って、残酷だとも思う。

「花を生ける」とGoogle翻訳に突っ込んだら「Flower arrangement」が返ってきた。英→日訳で「live flower」は「生花」だけど、日→英にひっくり返すと「Flower arrangement」。こういう言葉の表現に関しては宗教観とか、スピリチュアル感があるけど、それらが「そういうもの」って感じで扱われる、避けられてるのはやっばオウム真理教トラウマなんだろうか。

 

夜、名駅の東側で久々に大学の友達と呑む。席の間隔あける、とかそういうのはまったくない感じでいつも通りに戻ってる。それがいいとも悪いとも思わないけど。ceroの髙城さんが少し前に、「元に戻り始めた飲食店を外からみてると、そういうインスタレーションに見えてくる」とツイートしていた。この2ヶ月まったく稼げなかった分、なのかいつもの倍以上いるようにみえるキャッチのお兄さん達が忙しなく声かけ、電話かけをしていた。彼らはたしかほとんどマスクをしていなかった気がする。自分もつけていなかったけれど。

話した内容はあんまり覚えていない。状況みてボルダリングと栗りん行く日をつくろうってことになった。