ダイバーシティがわからん 〜 The 1975をみて

最近、いろんなことに対して気づいたら怒っている、いいことではない気がする

 

サマソニ以来、The 1975のことばっか考えてしまう

 

 

「A Brief Inquiry Into Online Relationships -ネット上の人間関係についての簡単な調査-」という2018年冬に出た3枚目のアルバムで存在を知った

知ってるのはイギリスのバンドってことぐらいで、ボーカルの名前もわからないままパフォーマンスをみて、歌詞の意味もろくにわからないのに、めちゃくちゃに感動してしまった

 

 

If she likes it cause we just don't eat
And we're so intelligent, she's American
If she says I've got to fix my teeth
Then she's so American (she's American)
And if she likes it cause we just don't eat
And we're socially relevant, she's American
If she says I've got to fix my teeth
Then she's so American (she's American)

僕達があまり食べないから、そして僕達がとても賢いからって理由で、
彼女が僕達を好むなら、彼女はアメリカ人
もし彼女が"歯を矯正しなよ"と僕に言ったら、
彼女はいかにもアメリカ人(彼女はアメリカ人)
僕達があまり食べないから、そして僕達が社会的に意味があるって理由で
彼女が僕達を好むなら、彼女はアメリカ人
もし彼女が"歯を矯正しなよ"と僕に言ったら、
彼女はいかにもアメリカ人(彼女はアメリカ人)

歌詞和訳|The 1975 - She's American

 

ぱっと聴き明るいサウンドで、イギリスとアメリカのギャップ、ずれ、違い?を彼女、自分、街に対して皮肉っぽくうたっている

 

国によってこう違う、ギャップがある。だからどう、とはとくに言っていない

 

Well, your face has got a hold on me
But your brain is proper weird
Are you feeling the same?
You just keep nodding at me, looking vacant
君の顔が忘れられないよ
でも君の頭はすごくイかれてる
君もそう思わない?
君は僕にうなずき続ける、そんな君は空っぽに見える

 

彼女はアメリカ人、ギャップがある、けど「君の顔が忘れられないよ」

違いとか、わからなさを肯定も否定もしない、けど一番言いたいのはこれなんだなっていう

 

- 今ってインスタントに分かろうとするじゃないですか。わからないものが怖いというか。

tofubeats - 和田さんのディスが(笑)前回も若手アーティストに対してそうでしたけど。分かろうとするっていうか分かってるんですよね。分かっちゃってるんですよね。

杉生 - でもそれは実体験じゃないやん。

tofubeats - そうなんですよ、でも分かってるのかもしれないから、僕はわからないんですよ。あと分かってるというのが、それくらいで分かってるになっちゃう時代というか。場合によっては最後まで騙し切れるし。でも僕は怒ってはないんですよ。

【インタビュー】tofubeats『FANTASY CLUB』 | わからなさの明快 - FNMNL (フェノメナル)

 

千葉マリンスタジアムにいる満員、3万人に向かって、アルバム名は「ネット上の人間関係」だけど、多くは直接の人間関係のことをうたうMatty

 

リアルでもネットでもつらいことがじわじわと増えてる感があるけど

ツライつらいとわめいてるばかりじゃ 心にしわが増えるだけ

ふたりだから楽しく踊ろよ

 

愛のままにわがままにわがままに僕は君だけを傷つけない /B'z   より

 

ヘッドライナーのB'z待ちしてたお客さんにも、何かしらとどいた感じがした

 

The 1975 サマソニセトリ

 

ちょっとずつ、ぼーっとする時間もつくりつついろいろやっていきたい