210424 鹿児島2日め

朝、7時半くらい。宿近くの24時間営業のモスバーガーで朝食。食べて少しすると観光っぽい人や地元っぽい人がちらほら入ってくる。地元民っぽい老夫婦が隣の隣のテーブルにきて、ポイントカードを今日は出さなかったのか?あとで出すのか?みたいな話をずっと(たぶん実際は3分とかだけど体感10分くらいに引き伸ばされて感じた)していた。鹿児島にいる友人と合流するまで時間があるので、海沿いの防波堤兼ランニングコース兼釣り場、みたいなところを歩く。曇りと逆光で桜島はほぼ真っ黒にみえる。原付を停めて釣りをしている人がちらほら。大量のテトラポッドを久々にみた。前日に引き続き空が広すぎる。宿に戻ってテレビ流してぼーっとする。チコちゃんに叱られるの再放送。亀の子たわし開発ストーリーの再現を橋本じゅんさんが演じていた。

鹿児島に住んでる友達に宿まで迎えにきてもらう。車の中でマスクをするべきか微妙に迷う。対面で食事してるんだから、って途中から外してた。天文館周辺を歩く。居酒屋、パチンコ、カラオケ。途中で少しだけ雨に降られた。10時台だったからまだ開いていない店の方が多い。アーケード内ではフリマの準備をしていた。賑わっていく前の商店街は歩いていて気持ちいい。11時開店を待ってむじゃきで白くまを食べる。ひと口めは甘っっ!!となったけど練乳濃すぎないし、果物は全部美味しいし、軽く完食。友達がメロンが苦手、というのをたぶん初めて知る。車に戻ると火山灰だらけになっていた。「泥雨」というらしい。車体が黒いから余計目立つ。

kagomaniaという鹿児島モチーフデザインのお土産屋に寄る。ちょうど車の中で話していた向井太一の曲がかかっていた。靴下を買う。足が小さい(25.5cmくらい)のでメンズ(25~27)かウィメンズ(23~25)か迷う。いつもメンズを買って脱げてきてしまったりするのでウィメンズを買ってみた。

仙厳園へ向かう。道中は、最近の車はナビじゃなくて、スマホの画面が移せればいい、あーーたしかに、みたいな話から、ipod classicとか、懐かしデバイスとかサービスの話をしていた気がする。仙厳園は土曜日かつ天気がいいからか、駐車場はほぼ満車だった。けど中に入ると広いので、ショップ以外ほぼマスクは外していた。ゴールデンカムイ(後で調べて知った)とのコラボパネルが何か所かに置いてあったけど、ほとんど誰からも相手にされていなかった。園内はひたすら広くて静かで、水が常に近くで流れていた。

「万さく」で昼食。13時すぎくらいに着いたけどほぼ満席で、席を片付けてもらう間入り口で少し待っていた。こういうときにうまくふるまえない。3回くらいそれぞれ別の店員さんに「いらっしゃいませ、何名様ですか?」と聞かれ、ムズかった。レディース御膳、みたいなものがメニューにありモヤる。ぱっと見のわかりやすさとか、ニュアンスを考えたらそれ以外の名づけ方には悩むけれど。例えばヘルシーとか?肉の揚げ物だからそれは無理があるか。とんかつソースのために久々にごまをすった。厚切りとんかつは、これまた笑ってしまう美味さだった。柔らかさは鶏肉みたい(雑)だけど、豚の味が濃くて甘くて、それで肉の脂も揚げの油も重くない。ソースも美味い。矢場とん惨敗。ここでも友達がきゅうり以外の漬物(たしか白菜と奈良漬け)が苦手だと初めて知る。

霧島アートの森に向かう。泥雨でドット状になったフロントガラス越しに見るひたすら広い空とでかい山。鹿児島市内でも思ったけど、なんでここに立てた?っていう政治のソロポスター看板が多い。とりあえず顔とか名前を見てもらいたいってことなのか。目が悪いのもあって結局顔も名前もひとりも覚えていない。

アートの「森」とだけあってメインは屋外に常設された彫刻で、屋内は広い部屋が1か所と、半屋外のところに草間さんのでかいヒールがある感じだった。階段がないいじわるな滑り台に無理やり登ったはいいものの、降りるのが怖いし、降りるときにビビッて手を少し擦りむいた。アントニー・ゴームリーさんの作品にたどり着くための階段が鬼畜だった。降りていく途中で娘さんを抱っこしたお父さんとすれ違う。腰のつらさを想像してしまう。鬼畜階段を乗り越えて行く価値がある、というか別の場所へ降りていくっていう装置とか時間としての階段も含めて作品だった。館内展示で6人のアーティストが実際に制作や設置をしている約20年前のビデオが上映されていた。アントニー・ゴームリーさんは雨の中まっすぐじゃない木をそぎ倒していた。字幕の色がなぜか青っぽい色で、フォントも謎に怖い感じだった。時代。草間さんが1929年生まれだと知り驚く。ヒールではなく駐車場入り口の「シャングリラの花」を設置している様子が流れていた。草間さんが現地でテンション上がって「シャングリラの花なんですーー」みたいな説明というか語りに対して、黒スーツの担当の方が「はー、シャングリラ、、ww」みたいな返しをしていて、多少のしんどさを感じた。権威。草間さんのサングラス姿はボスでしかなかった。あと、日本人作家のビデオには字幕がなくて(草間さんの声は聞き取りづらい)勿体ないなと少し思った。

泥雨を落とすために洗車機。薩摩川内市に移動。アーケードの感じは高山とか京都に少し近い。川内川沿のパーキングに停める。なぜか屋根がついた橋があり、渡りたくなったので店と逆方向だけど渡る。居酒屋「炭匠だん」で自分は無理せず梅酒ロック、友達は運転があるのでジンジャーエール。粗塩をつけて食べるきびなごの天ぷら。鯛の刺身。さつま揚げ三種。鶏刺し(4年前くらいにあたって以来食べてなかった、今回は完全に大丈夫だった)。だし巻き卵。ごいし鶏の炭火焼き。全部やっぱり生き生きとしていて(正確にはしていたんだな、と想像できて)、濃くて美味い。バイトのたぶん高校生の髪が薄く青緑な兄ちゃんが元気。

座敷で、隣あう机3つとも、会話を聞く感じ友達の会社関係の人(直接は関わってないけど)の集まりだったっぽい。二晩寝たらみんな同じ場所へ働きにいくんだなと思うとなんか可笑しかった。

店を出て商店街的なところを少し歩く。8時過ぎくらいだったけど、8割がたシャッターが閉まっていて暗い。やっている店はそこそこ賑わってた。

友達の家に行く。シャワー浴びて何か映画観るか、となって、最初に選んだのがロシアの映画「365日のミニマリスト」。恋人に振られたショックで何もかも、服すら持たず、雪中を全裸で、ってシーンから始まった。しんどいからやめる。ずっとみたかった「私をくいとめて」に変える。のん、林遣都臼田あさ美橋本愛(敬称略)ってだけですごいけど、脚本の緩急のつけ方がほんとにすごい。映画館でみなかったのを激しく後悔した。友達は橋本愛が出てきたあたりで寝落ちしてた。そりゃ朝からずっと運転してたからな。ありがとう。

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